スプートニクの恋人を読んでいます

最近、図書館で本を借りて読んでいます。節約の一貫ですが、いろんな本がただで読めるってほんと素晴らしい施設ですね。今更ですが。

村上春樹は好きなのですが、いま、スプートニクの恋人を読んでいます。今まであまり自覚してなかったのですが、自分は村上春樹の家事の描写とか語学学習の描写の部分がとても好きなことに気づきました。スプートニクの恋人では、主人公のすみれが「週に2回のイタリア語のレッスンで教わったことを復習した。不規則動詞の活用を覚え、テープレコーダーをつかって発音をチエックした。」という特に何が、というわけでもない箇所がとても好きです。

なぜだろう。

勉強するのは好きなので、いつも語学や資格の勉強をしたりしている自分と重ねてるからか。

おしゃれな女の子がどんな風に勉強してるのか、興味があるからか。

受験などの差し迫った状況でなく勉強してる、というのが好きなのか。

おそらく自分は日常の中で何かしらの勉強をしているタイプなので、そんな自分と重ね合わせられるからだな、と思います。家事の描写も同様。

食事する、掃除する、何かを学ぶなど、人間とは切っても切り離せない描写が魅力的なところが世界中で愛される理由なのかもしれませんね。