積み重ねた後に

久しぶりのブログ回帰。

最近、仕事後は桜庭一樹さんの赤朽葉家の伝説の世界にいたため、ブログもスマートノートもすっかり忘れておりました。読了し、ようやく地上に戻ってこれた。面白かったです。

 

昨日、飲食店を経営しているお客様を訪問しました。その会社の取締役の方から、こういうふうに未来に言えるのって素敵だなと思った話がありましたので、備忘録的にブログに記載しておきます。

 

その取締役のKさんは、自分の長所や得意なこと、短所や苦手を1年に1回、ノートに100個くらい書くのを20年も(!)続けていらっしゃるのだそうです。もう10年前のは恥ずかしすぎて見れないけど、去年のと比較すると同じ短所であっても、ちょっと表現が変わってるのよ。例えば、~ができないとある年に記載していたとして、次の年は、やってみて、こういうところがまだ苦手、というような感じで。書くことをすると、自分が苦手だからやらない・できないままというのが悔しくなってきて、ちょっと進歩してやろう!と思うのだそうです。

 

Kさんの悩みは、この楽しさを従業員に知ってもらうにはどうしたらよいのだろう?というものでした。私は、フィードバックが大事なんではないか?人はみんな自分を知ってもらいたいし、興味を持ってもらいたいものだから、と答えたのですが、本当はもっと言いたいことがありました。その時はうまく表現できなくて、今もできないのですが、「20年間ずっと続けてきたんだよ。それはいつのまにか自分の成長に役に立っていて、人に教えたいくらい最高に楽しいんだよ!」と語れるなんてめっちゃカッコいいじゃないですか。継続ってカッコいいと思った私は、自分もやろうかな、と思ったのでした。普通の人は途中でやめる、でもそれをやめないで、何十年も継続するって相当の違いが出てくるはず。

 

このブログもその想いでやっているはずなのですが・・・。もうすぐ1年の終わり。今年から始めて、定点観測的にこのKさんを真似てみようかなと思っています。